- 回想録 -
2012年10月の展示 <Le son du coopdaile> のテーマ〝はねの音〟より連想される記憶の物語を辿り生まれた作品群。女流写真家 Deborah Turbevilleの作品集<過去を恋する女たち ※1897発刊>をエッセンスソースにエクリュの<夢絵図>、墨色のグラデーションで紡ぐ<墨色の残像>を発表。
楕円型やスパイラル状の作品は真鍮のワイヤーに古いレース、染めや裂いた糸、ノスタルジックな色彩を放つ古いシードビーズを繊細かつ複雑な形状で縫い絡め立体的な形状に仕上げています。
祈りの言葉を添えたチップ状の布の欠片と小さなbook型のお祈り本は古い祈祷書をモチーフに生まれたオリジナルパーツになります。